ねこマタ入門 第15回 100倍の差

アプリ「ねこマタ」は、ニャンコ型のオートマタをロジックで制御するプログラミング風のロジカルパズルゲームです。

来るべきAI時代の到来に備え、将来AIに負けて職を失わないよう、むしろAIを制御できるような立場となるための訓練として、本アプリをお勧めします。

今までの回は以下のリンクからご確認下さい。

第1回 ロジックボードの表示
第2回 ロジックボードの開始
第3回 ロジックボードの編集タイミング
第4回 ロジックボードの停止
第5回 ロジックパネルのセット
第6回 ロジックパネルの接続
第7回 「Walk」
第8回 ステージの選択順序
第9回 「Start」パネルの秘密
第10回 「Start」パネルの秘密2
第11回 休まず歩け
第12回 敵との衝突
第13回 「TurnL」
第14回 汎用性の無い思考

前回は、次のようにパネルを配置して、ステージ4をクリアしようとしたのでしたね。

・1マス前進(マップ上で東に1マス上に進む)
・1マス前進(マップ上で東に1マス上に進む)
・1マス前進(マップ上で東に1マス上に進む)
・1マス前進(マップ上で東に1マス上に進む)
・1マス前進(マップ上で東に1マス上に進む)
・1マス前進(マップ上で東に1マス上に進む)
・向きを左に変える(反時計回りに90度回転)
・1マス前進(マップ上で北に1マス左に進む)

ここまで考えておいて何ですが、実は、ステージ4の答えは既にクリアしたステージ3のネズミが持っているんです!

初期状態で左上にいるネズミですが、このマップ内の周りギリギリをくるくると回り続けます。

このネズミをタップすればステージ4の解答を見ることが出来ます。でも、ちょっと待って下さい。すぐ見てしまうとつまらないので、どんなロジックか少し考えて見ましょう。

マップ内は6×6の広さが有るので、5マス歩けば壁際まで行けます。次に左に曲がります。それを4セット繰り返せば一周出来ますね。ですので

・「Walk」×5
・「TurnL」
・「Walk」×5
・「TurnL」
・「Walk」×5
・「TurnL」
・「Walk」×5
・「TurnL」

こうなります。合計24枚ですね。

では、ネズミをタップして24枚のロジックパネルが有るか確認して見ましょう。

・・・

・・

はい、ロジックパネルは3枚しか有りません。想定の1/8です。

ここでいきなりですが、仕事でプログラムを組むことを考えて見て下さい。え?学校行ってて仕事してない?では将来仕事でプログラミングすることを想定して考えて見てください。・・・え?プログラマーになるつもりはない?いや、プログラマーにならないとしても、エクセルでマクロなど、ちょっとしたプログラミング出来ると事務系他いろんな職種で効率的になるよ。・・・え?ニートの予定?帰れ。

ねこマタはゲームですが、そのロジックを組む考え方の基本は、仕事のプログラミングとなんら変わりません。

青い「ジャッジパネル」は条件判断を行うパネルです。条件判断はプログラミングの基本中の基本です。

24枚のロジックパネルを使ってプログラムを組んだ人は、効率の良いプログラムを組める人の8倍も時間がかかる訳です。

しかも汎用性が全くなく、ある特定のステージでしかうまく動作しません。

実はステージ3のネズミが持つロジックは、全く変更することなくステージ3と4の両方をクリア出来るんです。

ステージ3と4以外でも、至る所でこの考え方は出てきます。

さらにさらに、プログラムをメンテナンスすることまで見据えると、そのロジックの改造のし易さの差は歴然です。

それらを考えると、トータルで軽く10倍以上は効率が違うでしょう。

条件判断一つだけでもこの違いです。

プログラミングの様々な技術を考えて見て下さい。それらを考慮すれば、100倍の差は軽く出ます。

100倍と言って大げさに感じられた方はいるでしょうか?

これは控えめです。権威の方の力を借りれば、著名なIT企業を率いる方々の共通の意見です。

http://tracpath.com/works/story/high_performance_computing_programmer/

・・・話が大幅に脱線しました。話を戻しましょう。

次回は実際にネズミのロジックを真似て組んで見ます。

今回はこれだけ!以上!

第16回へ続く。

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