アプリ「ねこマタ」は、ニャンコ型のオートマタをロジックで制御するプログラミング風のロジカルパズルゲームです。
来るべきAI時代の到来に備え、将来AIに負けて職を失わないよう、むしろAIを制御できるような立場となるための訓練として、本アプリをお勧めします。
今までの回は以下のリンクからご確認下さい。
第1回 ロジックボードの表示
第2回 ロジックボードの開始
第3回 ロジックボードの編集タイミング
第4回 ロジックボードの停止
第5回 ロジックパネルのセット
第6回 ロジックパネルの接続
第7回 「Walk」
第8回 ステージの選択順序
第9回 「Start」パネルの秘密
第10回 「Start」パネルの秘密2
前回は、「Walk」パネルを2枚使えば、もっと速く歩けるのではないかと思ったところでしたね。では、早速2枚使ってみましょう。
アプリ制作者「ビービービー警告です。ゲームというのは、自分で新たな発見をすることが面白さの一部なのです。これ以上読むとその面白さを失います。アプリ制作者としては、自分で苦労して発見した時の達成感を味わってほしいなぁ〜と思うわけです。」
・・・出たな制作者。あんたのアプリ説明不足でイミフすぎだから。
アプリ制作者「え〜。だって、マイクラとかも同じような感じじゃん。チュートリアルないじゃんあれ。」
マイクラは超有名で、そこらじゅうに解説サイトあるから大丈夫なんだよ。あんたのアプリマイナーすぎて、解説サイトなんてどこにも無いでしょ?
アプリ制作者「・・・この記事のタイトル”休まず歩け”って自分のアプリ制作状況に対して言われてるようでムカつく。じゃ。」
・・・
・・
・
逃げやがった。
気を取り直して解説します。
前回まででわかったことは、
・ロジックは「Start」パネルから始まる。
・「Start」パネル以降は、矢印がある方向にロジックの実行順番が移っていく。
・矢印が無かったり、矢印の先にロジックパネルが無いと「Start」に戻る。
・「Start」を含め、各パネルには実行時間がある。「Start」は1000ms(1s)、「Walk」も1000ms(1s)の実行時間がかかる。なお、「Start」の1000ms(1s)では、ねこマタは何も行動していない。
でしたね。
前回、「Walk」を2枚持っていることに気づきました。「Start」に戻る前に「Walk」を2回連続で実行すれば、ねこマタがより速く歩き、ネズミの追撃から逃れられるかも知れません!
ロジックをこのように組んでみましょう。
「Walk」は1000ms(1s)で1マス進みます。「Start」は1000ms(1s)で何も進みません。とすると、初めのロジックは、1マス/2sですが、このロジックは2マス/3sで、速くなっているはずです。
アプリ制作者「それ、もっと速く歩けるよ。2つ目の「Walk」から、1つ目の「Walk」に接続してみて。じゃ。」
・・・解説したくなさげなこと言ってましたよね。なんで助言しにきたんでしょうか?
上の「Walk」をタップしてから、右下の「Walk」にタップして接続すると
つまり、こういうことですね。
これなら1マス/1sで歩けそうです。これで、初めを含めて3パターンの歩き方が出来ました。
単位を揃えて、速さを比較してみます。
・初めのロジックは0.5マス/1s
・改良型は0.666666マス/1s
・「Walk」相互接続型は1マス/1s
クリア出来そうな気がします!ロジックの実行は次回!
今回はこれだけ!以上!
第12回へ続く。